🔒 会社の赤字を活かす方法「繰越欠損金」を徹底解説

このコラムでは、過去の赤字(繰越欠損金)を使った節税について解説します。

目次

「欠損金の繰越控除」とは?

税務上、赤字のことを「欠損金」、過去からの累計額を「繰越欠損金」といいます。
法人が赤字を出した場合、その赤字を将来の黒字から差し引いて、税負担を軽くできる制度です。これを「欠損金の繰越控除」といいます。ただし、この制度を利用するには一定のルールがあります。法人を中心にみていきます。

※なお、このブログではわかりやすさを優先して、「課税所得」よりも「黒字・赤字」といった表現を多用します。貴社の過去の赤字が黒字と相殺できるか否かは顧問税理士等に必ずご確認ください。

繰越欠損金の要件とは?

欠損金の繰越控除を利用するには、次の条件を満たす必要があります。

ここから先は会員向けです。

事業承継・財務に関するお悩みはお気軽にご相談ください

この記事を書いた人

種山公認会計士・税理士事務所/代表
TMC 株式会社/代表取締役
公認会計士・税理士・中小企業診断士

大学卒業後、大手監査法人で上場企業の法定監査や上場準備支援等に従事した後、証券会社にて中小企業オーナー向けに自社株対策や資本政策のソリューション提案業務に従事。その後、税理士法人での税務申告、中小企業向けコンサル会社での経営・財務支援を経て独立。
現在は、東京都日本橋を拠点に、中小企業の事業承継対策と財務顧問として、
・自社株評価・株価対策、贈与・相続・M&Aを含む事業承継スキームの設計
・月次の数字を使った経営モニタリング、資金繰り改善、銀行対応のサポート
・後継者・幹部向けの「数字の見方」と会議運営の支援
などを通じて、「会社を次の世代につなぐ」ための実務支援を行っています。

目次