種山会計士

今回は、赤字(繰越欠損金)を使った節税について解説します。
・過去の赤字は節税になるのか?個人事業から法人へ引き継げるのか?
・赤字(欠損金)は何年繰り越せるのか?
・赤字(欠損金)を繰り越せる要件とは?

繰越欠損金とは

税務上、赤字のことを「欠損金」、過去からの累計額を「繰越欠損金」といいます。
コロナ禍で業績が悪化して赤字になっても、将来的に黒字と相殺して節税ができます。ただし、将来の黒字と相殺して節税するには、いくつか要件があります。法人を中心にみていきます。

※なお、このブログではわかりやすさを優先して、「課税所得」よりも「黒字・赤字」といった表現を多用します。貴社の過去の赤字が黒字と相殺できるか否かは顧問税理士等に必ずご確認ください。

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