🔒 インボイス、事務所家賃に注意!

このコラムでは、インボイス制度での、事務所の家賃について注意すべき点を解説します。

目次

インボイス制度はどの立場で考えるかが重要

課税事業者と免税事業者、買手側と売手側、4つのパターンがあります。
今回のブログは「課税事業者」かつ「買手側」の話です。下記ではが該当します。

出典:種山公認会計士事務所作成(無断転載・転用不可)

家賃のインボイスの確認先は?

さて、法人あるいは個人事業主として事務所を借りている場合、家賃の支払方法として以下の二つがあります。

  1. 直接、家主に支払うケース
  2. 不動産管理会社を介して家主に支払うケース

1.のケースでは、インボイス登録をしているか否か、直接、家主に確認することになります。また、2.のケースでは、実際に事務所を貸し付けているのは家主であり、不動産管理会社は集金事務をしているにすぎません。したがって、不動産管理会社を通じて、家主がインボイス登録をしているか否か確認することになります。

事例

2.のケースについて、事例でみていきます。

  • 事務所家賃は220千円(消費税込)/月と仮定。
  • 不動産管理会社の手数料を家賃の5%と仮定(借りている自社は当然知らない)。
  • 家主の収入は、不動産管理会社の手数料を差し引いた209千円。不動産管理会社は預かっているだけで、手数料を差し引いて家主に支払う。

自社が支払った消費税額20千円は、家主19千円、不動産管理会社1千円に分かれます。ただし、実務上は、不動産管理会社の管理手数料を借り主(自社)は知りませんので、あくまでも仮定の計算です。

出典:種山公認会計士事務所作成(無断転載・転用不可)

支払った消費税を負担するのは誰?

インボイス登録については、家主、不動産管理会社、それぞれが登録しているか否かで4つのパターンがあります(下表のA~D)。なお、課税事業者で登録していないケースは、登録済に含めています。

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この記事を書いた人

種山公認会計士・税理士事務所/代表
TMC株式会社/代表取締役
公認会計士・税理士・中小企業診断士

大手監査法人、大手証券会社、税理士法人、経営コンサルティング会社での実務を経て、2011年に独立。25年以上にわたり、税務・会計・財務・経営に携わる。

事業承継の相談・対策支援 累計100社超。東京都中小企業振興公社の経営相談員として、相談対応延べ1,535件(2012〜2025年度)。

現在は、事業承継・M&A、財務、組織再編・資本政策、後継者・幹部伴走を中心に、オーナー社長の意思決定を支援。

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