この記事は一部「会員限定」です。無料メルマガ登録→届いたコード入力で続きが読めます。所要1分/いつでも解除可。
種山会計士

この記事では、消費税の会計処理(税込経理方式・税抜経理方式)の違いについて、図解で解説します。

会計処理には税込処理、税抜処理がある

会計ソフトに仕訳を入力する際の消費税の取り扱いには、税込経理方式税抜経理方式があります。
税込経理方式とは、仕訳を計上する際に取引の総額で処理する方法のことです。税抜経理方式とは、取引金額に含まれる消費税を分けて処理する方法のことです。

「収益認識に関する会計基準」における消費税の会計処理

上場企業等における対応

会計監査を受ける上場企業やその子会社・関連会社等では、2021年4月1日以後開始する(連結会計)事業年度より、「収益認識に関する会計基準」が強制適用されています。
「収益認識に関する会計基準」では、税込経理方式は認められていません。消費税などの第三者のために回収される額について、除外して収益を認識するためです。

中小企業における対応

ここから先は会員向けです。